カラコンの含水率と、目の乾きの関係

カラコンの含水率と、目の乾きの関係

目も人の体の一部で、細胞でできているわけですから、つねに呼吸しています。

 

呼吸には酸素が当然必要になります。

 

コンタクトをすると、瞳への酸素の受け渡しを妨害するふたをしたことになります。

 

このコンタクトレンズ(カラコン)は、通常酸素を通過させるようにできていますが、厚みが厚くなれば、透過率は下がります。

 

その意味で、ワンデイカラコンは、一日もてばいいので、耐久性を必要とせず、うすく作ってあるので、目への酸素の透過率ということで、大きなアドバンテージがあります。

 

そして、この酸素の受け渡しの量は、水分によって変わってくるので、水分がカラコンに含まれている量が多いほど、瞳への酸素の受け渡しがたくさんできるというこてになります。

 

カラコンの含水率を見てみると、たいていが38%台なっています。

 

なかには、もっと含水率が高いものもあります。

 

では、含水率が大きいほど、メガ潤って乾きにくい、ドライアイの人には、含水率の高いものの方がいいのかというと、実はその逆であったりするので注意してください。

 

含水率とは

初めからそれだけの水分を含んでいるコンタクトという事ではなく、どの程度まで水分を含むことができるかということです。

瞳は何もしなくても、涙で潤っています。この涙は水分ですが、この水分を、カラコンが吸収してしまう事になります。

 

つまり高い含水率を持っているコンタクトは、それだけたくさん涙を吸収してしまうという事になります。

 

つまり60%と30%の含水率のコンタクトでは、60%の含水率のカラコンの方が、目が乾きやすいという事になってしまいます。

 

ただでさえ、ドライアイで涙が少ない人は、瞳表面のうるおいが無くなってしまい、ドライアイが酷くなってしまうという事になります。

 

まとめますと、

高い含水率のメリットは

酸素の受け渡しが多くなります。そのかわり目からの水分をたくさん奪う事になります。

低い含水率のメリットは

酸素の受け渡しが少なくなります。そのかわり目からの水分をあまり奪わない事になります。

結局、両者は、それぞれ逆の立場で一長一短になります。

 

ただ、ワンデーカラコンの場合、薄くなるので、酸素の透過率がとてもよくなりますか、低い含水率でも瞳の呼吸にはいいわけです。

 

厚みのある長期使用できるカラコンは、同じ含水率でも、酸素の透過がよくないという事になります。

 

含水率の高いカラコンの方が、うるんで見えるという美的なメリットはありますが、目が乾くというデメリットの方が危険だと考えられます。

 

これらのことから、ドライアイの人、カラコンをしていると目が乾く人は、やはりワンデーで、含水率の低いもの(38%ぐらい)がいいと思われます。

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